キーボード更新

ロジクールのワイヤレスキーボードK340の一部のキーが押しても戻らなくなってきた。基部のゴム部品の劣化っぽい。修理とかできるのだろうかと検索したものの、使用頻度の低いキーと部品を取り替えるという一時しのぎ的な方法しかないみたいなので、素直に買い替えることにした。

K340は省スペース型で矢印キーがちょっと押しづらい配置だったのでフルサイズ型にするかどうか迷ったが、後継機であるK360rのレイアウトを確認してみるとK340よりは多少ゆとりを持った配置になっていて改良の跡が見られる。このキーボードの大きさに慣れてしまっているという事もあり、これなら現状より使いづらいという事もなさそうなので、購入決定。

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とりあえず新旧機種を並べて記念撮影。上がK340で下がK360r。360はキーの間に隙間があるのとキー表面に凹みが無く平らになっているという違いのせいか、ちょっと打ちにくい感じがしないでもない。あと、メディアコントロールキーが追加されているけど、fnキーも含めてこの手のキーって使ったことないんだよな。

まあ特にタイピングしまくるわけでもないので、多少の違和感は気にしないことにする。

KORG NU1購入

昨年買ったKORG DS-DAC-10Rを特に不満もなく使いつつも、高級機のNU1もちょっと気になっていた。まあ定価で40何万もするから指をくわえて見ているだけだったが、中古価格を調べると半額以下になっていて、無理すれば買えないこともない状況に心がぐらついてきた。

しかし去年からAV機器を次々と更新しているので、少なくとも今年中はあまり大きな出費はしたくない。あと物を増やす前に、使わずに死蔵している趣味関係のものをいい加減処分したいところではある。という事はその辺りの売却益を購入代金に充てるならオッケーだなと考え、せっせとオークションなんかに出した結果、CD約70枚とタブレットやらなんやらがNU1に化けたのであった。

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置く場所が決まってないので、とりあえずAVアンプの上に仮設置もそこそこに音出ししてみる。おお、何か今までのDACと違うぬるっとした音でちょっと面白い。と、そこまでは良かったが、foobar2000で色々な曲を聴こうとスキップしたり、再生、停止ボタンを押したりするとその度にカチカチとスイッチ音が響いてやたらうるさい。

どうもこういう操作や音楽ファイルのサンプリングレートが変わって信号に途切れが出るとこのスイッチが動作するらしい。こういう訳の分からない事があると嫌なので事前に出来る限りレビュー記事を確認したのだが、全然書いてなかったので騙された気分になってしまった。

その後の調べで、このカチカチがミュート回路に切り替えるリレー音で、NU1に限らず他メーカーのお高いDACでもよくある問題だという事が分かった。「なんで高音質を狙って取り入れたパーツが騒音を出すんだ」という愚痴があちこちに転がっていて、自分も同意せざるを得ないところだ。まあ何となく理由が分かったところで対処の方法はというと、foobar2000だとサンプリングレートを一定の値に変換する位しかなかった。これで、ファイルの変わり目でのリレー音は抑えられるものの、スキップ、ボタン操作時は相変わらずカチカチ鳴るので、なるべく操作を控えるという方向でやり過ごすしかないのかなーと思っていたが、KORGの純正ソフトAudioGateをまだ試してないことに気が付いた。

こいつは要らん遠回りをしたかなとAudioGateで再生してみたら、今までうるさかったのが嘘のように静かになった。さすがに自分のとこで出したソフトはちゃんと対応してるか。このソフト、プレイヤーとしては最低限の機能しかないので常用する気がしなかったんだけど、NU1をまともに動作させられるのが他にないんじゃこれを使うしかないってことだな。

 

12/14追記

一か月ちょっと使ってみたものの、やはりAudioGateは全体的に動作が重く、大量の曲データを扱うにはどうにも使い勝手が悪い。NU1本体の方は問題といって良いのかどうか分からないが電源を入れっ放しだとかなり熱くなり、使わない時は無駄に電源を入れないようにという使い方になってしまう。これだと音質が良くても以前に比べて気軽に音楽をかけられない状況で、どうも面白くなくなってきた。

ちょっと気が早いような感じもするが、こういうのはだらだらと手元に置いておいてもあまり良いことがないので、それなりの価値を持っているうちに手放すことにした。残念ながら自分にはあまり高級機路線は向いてないのかも知れない。

PCケース

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今のPCケースは10年以上は使ってるかと思うが、静音ファンとか使って多少の騒音対策はしているもののケース自体は風通しの方を重視していて開口が多く、動作音がだだ洩れで結構耳障りだ。PCとはうるさいものだと思って長年我慢していたが段々耐えられなくなってきて、今時だと遮音性の高いケースがあるんではないかと思いパーツ屋に行ってみた。

店であれこれ物色してはみたが、結局店員のおすすめに従いfractal designのdefine 7というやつを購入。背面と底面以外の外板に産業用の遮音板が貼り付けてあってなかなか効果が高そうだが、やたら重たい。電源も容量に余裕がある方がファンの動作が少なくなるみたいなので750Wのやつを併せて購入。も一つついでに外付け電源スイッチも。4Kディスプレイにしてからグラフィックボードが完全に能力不足になっていて、これもそろそろ更新したいところなのだが、今はかなり相場が高くて時期が悪いので今回は見送り。

今のPCケースよりサイズが大きいのは承知して買ったわけだが実際比べてみると一回り半位でかい感じ。現ケースでは前面パネルの角の部分が曲面になってるのに対して、define 7は直線で構成されててほぼ直方体になっているのもでかく感じる一因か。そしてこれも分かっていたことだが、困ったことに今の設置場所であるスチールラックだと高さが足りない。二段しかない低めのラックで外付け機器やらも色々置いていて手狭になってきていたので、もうちょっと高さのあるワイヤーラックに買い替えることに。学生時代に買ってから30年ぐらい使ってきたダサいラックだったが、これでお役御免となるとちと寂しい気もする。

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それはさておき、新ケースにPCの中身を移動。ケースのガワは簡単に外せるので天板まで外したフレーム状態にしての作業になった。ケーブル、ストレージはMBのある空間の裏とか下とかに配置するので、いかにも空気の流れが良さそう。光学ディスクドライブ用のスロットはあるが前面パネルを一々開けて使うという仕様になっており、どうせ今も外付けドライブしか使ってないから今回は付けないことにした。

完成したPCを起動させてみると、さすがに無音とはいかないが1ランク静かになった感がある。しかしCPUクーラーのファンだけが妙に甲高い風切り音を発しているのが気になる。BIOSで回転数を制御しているはずだが効いてるのか効いてないのかよく分からないので、ファンコントローラでも付けて無理矢理回転数を落とすしかなさそう。

まあ所期の目的は大体達成できたと思うが、その結果元々うるさかった外付けHDDケースの排気音が却って強調されてしまった。こいつもなんとかしないと室内全体の環境改善はまだ遠いな。

LEDフラッシュライト

20年位前に買ったLEDフラッシュライト(今時は懐中電灯という言い方はしないんだね)を長年使ってきたが、発光部より先にスイッチがへこんでオンオフがし難くなってきたので買い替えることにした。遠出をした際に懐中電灯が入用になり通りすがりの家電屋で適当に選んで買ったものでメーカーとか全く気にしてなかったが、この機に今更ながら調べてみるとLEDLENSERって有名なメーカーだったのね。ボディがアルミ系の金属製で高級感あるなーとは思ってたけど。

結構良いものだと知るとまた同じメーカーにしたくなるもので、現行製品をチェックしてみたところ実売価格と性能のバランスで考えるとP7というタイプが良さげで、実際売れ筋商品のようだ。丁度アマゾンのプライムデーで安くなっていることもあってこれに決定しかけたが、同じくらいの光量でTTというタイプも悪くない。比較すると、下記のような感じ。 

  P7 光量(lm) 450/250/40 使用時間(h) 1/2/25 電池 単4×4

  TT        - /280/25        -/3/25    単4×3

P7はハイパワー出力で450lmまで出せるが使用時間が短い。標準出力で比べてもTTの電池消費量はP7の半分だ。光量は200lm以上あれば十分なので(ちなみに今まで使ってたフラッシュライトは22lmらしい)、P7のハイパワー出力は自分的にはオーバースペックと言える。ただ、定価はP7の方が高いにもかかわらず、実売価格では割引率の差で逆転してP7の方が1000円以上安くなっているので、どっちにするかかなり悩んだ。

最終的に省サイズ+省電力の優位を取ってTTを購入することにした。まあランニングコストが半分といっても使用頻度は少ないので、価格差を吸収する日は来ないかもしれない。

 

ところで普段持ち歩くキーホルダーにも小型のLEDライトを付けており、明かりが必要な時に重宝していたものの、光量が少なく足元を照らす時は少々心許なかった。今回LEDLENSERの製品を物色する中でキーホルダー用のライトもいくつかあったので、ついでに更新しようとK2というタイプを併せて注文。出力が20lmと、壊れたフラッシュライトと遜色ない明るさなのが驚きだ。

とりあえず現物が届くのを楽しみに待つことにする。

 

保存用HDD

スキャンした漫画のBMPデータを保存したHDD2台、2TBと3TBが大分埋まってきたのでファイル整理も兼ねて6TBのHDDに移し替えることに。2TBの方は電書化を始めた10年位前に買った外付けタイプだが、久しぶりに起動して接続がUSB2だったことに気づいた。1Gとか2GB程度ならあまり気にならないが、TB規模のデータをUSB2で転送するとさすがに時間がかかった。しかも最初期のデータは圧縮せずにバラのBMPのままで保存していたのでさらに時間を食う事に。

そんなこんなで土日一杯かかって何とかデータ移送を完了。フォルダ名も適当だったのを統一して見やすくなった。残念な事に画像データが1枚だけ破損していたが、本編とは関係ないページなのは不幸中の幸いであった。

さて折角整理したので、いくつかの作品を高解像度版に作り直そうとファイルをチェックしてみると、筋汚れが入ったままスキャンしているデータがあって一からスキャンし直したくなった。もちろん原本はとうの昔に処分しているが、まだまだ古本屋の100円コーナーでよく見かけるので今度仕入れてこよう。なんか泥沼っぽいけど。

ブラビア 9500H と関連機器など

ブラビア単体の概観は前記事の通りとして、レコーダー、アンプとの連携、接続についても書いておきたい。

今回のブラビア購入でようやくTVとレコーダーが同一メーカーで統一され、専用の機能が使えるようになった。4Kブラビアモードというやつがそれで、今まで使えなかったので改めてどういう機能なのか調べてみると、2K映像をブラビア用に調整して4Kへのアプコン自体はより高度な処理系を持つブラビアに任せるという事らしい。モードを切り替えると微妙に色合いが変わるのは分かるが、本当に効いているのかと言われると中々分かりづらい機能ではあるな。

 AVアンプの映像系は一応4K対応とはなっているものの確かHDCP1.4で30fps位までしか表示できない。その内買い替えたいが、映像の規格がどんどん変わってすぐ旧式化してしまうので買い時が難しい。まあ今のところHDCP2.2機器は4kレコーダー1台だけなので、その出力は直接ブラビアに繋ぐ。4kレコーダーだけ入力端子が別になって外部入力切替えの手間が増えるのがちょっと面倒。

当初は4kレコーダーからの接続はHDMI1本にして音声信号をARC経由でアンプに送ろうと考えていたが、説明書を読み返してみたら音声出力専用のHDMI端子が付いていた。映像と音声は別接続の方が質的に有利でもあるし折角なので音声端子からAVアンプに接続。

レコーダー用には使わなかったが、androidTV視聴時に音声をAVアンプに送らないといけないのでARCもしっかり利用している。

ブラビア 9500H到着

配達までしばらく間があったが、ブラビア KJ-65X9500H無事到着。前に使っていたアクオスは60インチで5インチの違いだが、一回り画面が大きくなったのがはっきり分かる。

設置もそこそこに早速いろいろ映してみた。正直テレビ番組の映像だとどの位精細になったかよく分からない。まあ画面が大きくなっても画質が悪くなったように感じないという事は良くなっている筈だが、アクオスも画質は良かったし4K番組は2KTVでもきれいに見えるしな。ただHLG対応の番組(NHK-BS4Kでやってるコロンボとか)は本来の色合いで明るく再生された。

PCからの出力はどうかというと、4K出力ができるようになったお陰でかなり綺麗だ。600dpiでスキャンした漫画なんかも非常に精細に表示されている。まあTVで電書漫画を読むことないと思うが。

あとネット動画。これまではPCからの出力を映していたが、輪郭はボヤっとしてるし色合いはくすんで見えるしで、あくまでTV放送で見れない時の代替物という感じだった。これをブラビアで直接再生すると、普通のTV放送に近い画質で見れるのはかなり嬉しい。動きの激しいシーンでの圧縮ノイズはすごいけど、これはもうどうしようもないか。

一通り映した後は、画像設定など。ブラビアは他メーカーのTVと比べて発色が派手と言われているが、アクオスではちょっと抑えめの設定にしていたこともあって確かに色合いがかなり濃く感じたので、あまりどぎつくない程度に調整してみた。

高性能TVの証のように搭載されている倍速駆動とか補間機能について。店頭のデモ映像ではかなり綺麗に補正されていて、さすがソニーの上位機種と評価していたのだが、アニメを映してみたら物凄い残像が出てまるで使い物にならなかった。どうも一定方向にスライドするような画像でないと補正できないらしい。残像が出ない程度まで補正レベルを下げたけど、これだと補正なしとほとんど変わらんな。