本
さすがに訳が古い。かと言って訳を今風にしたら面白いのかというと、ちょっと微妙な気もする。一応SFミステリという体ではあるんだが、ミステリ部分はそれっぽくしてみただけで、人物の描写がメインなのかなという感じ。
なんとなく読む機会に恵まれず、今さら初読。巻末の解説によるとクラークの第一短編集だそうで。昔読んだ他の短編集に比べて内容がちょっといまイチかなと思ったのは、あながち気のせいでもなかったかも知れない。
すごい久々に上遠野作品を読んだ。読み終わって一週間程たったらもう内容がおぼろげなのだが、中二的疑問の数々を詰め込んだような話だったような。あるいは使えなかったネタをまとめて処分したようにも見えた。
積読本がたまっているにも関わらず、なんか軽いものが読みたくなって図書館で本を借りてくるのであった。 推理に関してはそれなりに納得が行くものもあったが、大半はこじつけっぽく感じた。まあ、ミステリ読みの素養がないので、トリックの良し悪しは分から…
いつものようにブックオフをチェックしていたら河出書房の奇想コレクションが大量に並んでいた。あと国書刊行会の「未来の文学」も数冊。ブックオフの通常値だとそんなに安いわけではないが、この辺で古本に出てくる機会はあまり無さそうなので買ってしまう…
福井出身の作家が福井を舞台に描くラノベ風怪談話。 全然知らない人ではあるが、地元ネタだし既に何作か書いてそれなりに評価されてる風なのでハズレって事はあるまいと思ったのだが。一応ホラーコメディといった体で、ストーリーはそれなりだけどコメディ描…
・RDG−レッドデータガール−(荻原 規子) 「西の善き魔女」のアニメ見ただけなので作風とか良く知らないのだが、それなりに面白いのだろうと2巻まで読んでみた。とりあえずタイトルが上手い。粗筋はまあ面白いと思ったものの今ひとつ臨場感が無いというか淡白…
・一週間のしごと (永嶋 恵美) 中盤まではグダグダとした感じで、終盤の方で多少サスペンスフルな展開にはなるけど、捻りも無く話が終わってしまった気がする。あまり推理らしい推理もなく、どちらかと言うとハードボイルド的な話だったのだろうか。 ・ボト…
・エンド・クレジットに最適な夏(福田 栄一) 銀河不動産〜と一緒に図書館で借りた。貧乏学生が小遣い稼ぎにトラブルの解決を請け負ったら、芋蔓式に別のトラブルに巻き込まれて、という話。主人公が一介の学生の癖にやたらと的確に事件に対処したりハードボ…
・銀河不動産の超越(森 博嗣) 先日ようやく「すべてがFになる」を読んだわけだが、同じシリーズが10冊ぐらい続くと聞いただけで腹一杯な気分になったので、もうちょっと軽く読めそうなのにしてみた。そしたら思った以上に軽かった。背表紙には「森ミステリィ…
「地球最後の野良猫」(ジョン・ブレイク)読了。近未来の世界では猫を飼うことが禁じられていましたって、いかにも猫好きを狙った無茶な設定に期待して買ってみたものの、盛り上がるような盛り上がらないようなぼやーっとした話で、文章は平易なのに全然読む…
・新編クロノスジョウンターの伝説 ・クロノスジョウンターの伝説∞ (梶尾 真治) ちょっとずつ構成を変えては何度も出し直されている困った作品。先に入手していた新編〜と比べてみたら3篇もエピソードが多いので、結局∞の方も買ってしまった。 話はまあベタ…
以前途中まで読んでそのままだった怪奇小説アンソロジー本2冊を消化。 ・千の脚を持つ男 ウルトラQをイメージして編んだということで、モンスター系の話が中心。 ・淑やかな悪夢 女性作家の作品を集めたもの。年代の古い作品は正に怪談話といった風情な。
人生先が見えてきたと言うにはまだ早いが、そろそろ積読本を消化する算段を立てていかねばな。といってもとにかく読んでくしかないわけだが。つーわけで読み気を維持するため読了メモでも。たまたま苗字に「森」の付く作家を連続で読んだけど、意図してのこ…
最近刷られた早川文庫は、何故か高さ方向の寸法が少し大きくなっている。もしかしたらブックオフとかのグラインダーの削り代かもな。 新刊予定表を見てみたら、いつの間にかローダンシリーズが月2冊刊行になってるのな。他の作品はほとんど出ないし、暇なの…
その帰り、ブックオフに寄ったら赤木かんこ編集のSFセレクション(ポプラ社)を一揃い発見。武生の図書館にあるということは先日確認済みだが、こちとら毎日真面目に働いて給料貰ってる立派な大人なんだからそんなこと気にせず買っちゃうもんね。でも買うだ…
22日は課の忘年会。三国の某ホテルでの開催で、部屋を取ってあるためいつまでも飲めるわけだが、1次会で許容量まで飲んでしまったので部屋に戻ってダウン。別の部屋で2次会が始まって10分も経たないうちに怒声が響いてきてすげえ騒ぎ方だなと思ってたら、本…