電子化漫画3000冊突破

紙漫画の電子化を始めて約9年。ようやく電子化漫画が3000冊を超えた。ここ数年は気が向いた時に2、30冊といったペースだったので随分かかったが、コツコツやってけば結構な数になるもんだな。とは言っても電子化用の紙本の大多数はブクオフとかの安売りコーナーで調達しているので、手持ちの漫画はあまり減ってないんだけど。まあ本棚に収めておく程のものでもないが、たまには読み返したいという位の作品なんかが電子化の刑に処されている。

さて最近の悩みは解像度をどの位まで上げるべきかという辺り。今は600dpiでスキャンして、4kディスプレイに合わせて縦2160pxにリサイズ後PDF化している。これはB6サイズ漫画だと元データを1/2弱にした形になる。まあこの位が適正サイズかなと思っていたんだが、今回調べてみると市販の電子漫画でも少ないながら縦2000px超のものが出始めているらしい。自作電書のアドバンテージの1つとして高解像度にできるというのがあるので、それを保つためにリサイズせずにpdf化するという選択肢を検討してみたい。

現状だと漫画1冊のファイルサイズは200~300MB。タブレットに256GBのmicroSDを挿して1000冊以上は持ち歩けている。これがリサイズ無しだとファイルサイズが4倍以上になってしまうので、ちょと辛い。ただ、音楽にせよ動画にせよ、電子メディアは端末側で再生に支障なければ、多少ファイルサイズがでかくなろうとも低圧縮、高解像度な方が(鑑賞に耐えるという意味で)寿命が長くなると思っている。

とまあここまでグダグダ書いていて気付いたが、後から解像度を変更して作り直すから面倒臭くなるわけで、初めから現状版と高解像度版の2種類作っておけばいいだけだった。さすがに600dpi以上でスキャンする気はないので、電子化の手順はこれが最終解になりそうだな。