USB DAC導入

新スピーカーを接続してみたら妙に音が悪い。AVアンプ(マランツSR6008)にガタがきてるのかとも思ったが、しばらく様子見しているとネットワークオーディオ機能で再生している時は音が良いので、どうやらPCからの再生が怪しいらしい。思い当たる節と言えばPCとAVアンプをビデオカードHDMI端子から接続していることか。HDMIで映像信号と一緒くたに送ると音声信号に悪影響があるという話は知っていたものの、これまで気にならなかったのは旧スピーカーが劣化していたせいだろうか。

原因は判然としないものの、とにかくHDMI接続が悪いと仮定して別系統の音声出力を設けることに。まあ以前はオーディオカード挿してS/PDIFから出力してたのが、今のOSに対応できなくなって仕方なくHDMI端子を使ってたんだよな。今はオーディオカードなんて絶滅状態で、USB接続の外付けデバイスしかないからPC周りがごちゃつくのは面白くないけど、現状のままではせっかく新調したスピーカーが勿体無いから良さそうな機器を探してみる。

お値段そこそこで評判の良いUSB DACという条件で出てきたのがkorg DS-DAC-10R。音質の評価も高いが、入力が通常のライン入力だけでなくフォノイコライザーも兼ねているというのが良い。長年放置してるけどデジタル化したいレコードが割とあるからな。

というわけで早速購入して接続してみると、目論見通り出力音声がクリアになって一件落着。しかしそれでもネットワーク再生の方が音が良いので、古くなってきたとはいえSR6008の性能もなかなかのもんだと見直した次第。映像の対応フォーマットが周回遅れになっているのが惜しいところだ。