スピーカー選定

現有スピーカーにとりあえずの寿命が来たため本格的に買い替えの検討を始めた。これまでは何も考えずに評価の高い製品を中古で探して買えばいいかと思っていたが、実際にスピーカーの寿命というものを目の当たりにすると、あまり古いものには手を出しにくくなってしまった。修理までこなせる人にはレストア作業も趣味の一環だろうが、自分はあんまり手を動かすのは得意じゃないから、なるべくメンテの問題が発生しないよう年式の新しいものを入手したい。

さて、そういう感じで探し始めたものの良さそうな機種はやっぱり高い。ン十万とかする品は最初から考えてないが、高級機メーカーの下位ランク製品の中古・特価品で辛うじて手が届くといったところか。

販売サイトを色々見て回った結果、DALIのOPTICONというシリーズが良さそうで程度の良い中古品も見つけたが、なかなか踏ん切りがつかずにもう一回チェック。そこでMONITOR AUDIOのBRONZEというシリーズの型落ち在庫一掃セールが目に付いた。そのコーナーは既に何度か見ていて、OPTICONの方がランク的に上かなと思って候補から外していたが、よくよく見てみるとシリーズ全品が購入可能となっていた。

前記事の通り手持ちのスピーカーはサラウンド5ch分すべて駄目になっているので、とりあえずメインとなるフロントを優先して残りは徐々に入れ替える算段でいたのだが、そのやり方だと全て同じシリーズで揃えるのは難しいかもなーという気もしていた。しかしBRONZEの特価品にすれば、5ch分すべて揃えても最優候補のOPTICON8(中古)より安く買えてしまう。

BRONZEだと、D-77FRXの代替としてはあまりグレードアップになってない気がしてかなり葛藤した末、素直にサラウンドセット一式買い揃えて満足すべきという結論に至りBRONZE6、2、CENTREを注文することに。全く悔いがないとは言えないが、この辺が分相応というものだろう。

 

後は先代スピーカーの処分だが、D-77FRXは嵩張ってオークションとかだと梱包など扱いが面倒なので、ハードオフ行きに。一方D-202A LTDは就職したての頃に買った思い出の品であり、修理費もそんなにかからないので直して使っていこうかと思っていたが、出音を確認してみたら右側の音が小さくて単にエッジの修理だけでは済まなそうなので、結局これも一緒にハードオフに引き取ってもらった。長年使ってきた品を処分する時の寂寞感は何とも言えんな。