スピーカーご臨終

この2,3週間ぐらい右耳に水が入った様な感じが頻発していて全然治る気配がないので仕方なく耳鼻科で診てもらったところ、耳管開放症という病名というか体質のようなものであると診断された。この症状自体は急に聞こえ方が変わって煩わしいという以上の害はないらしいが、一緒にやってもらった聴覚検査では高音域の感度が落ちているという結果がしっかり出ていて、段々年を感じてくる。

 

 といった事があって、ふと聴く人間側だけじゃなくて音を出すスピーカーの方も買ってから随分経っていることを思い出した。フロントのonkyo D-77 FRXとサラウンドの同じくonkyo D-202A LTDは発売時期が近く、製造から25年前後経過しているはず。「スピーカーの寿命」等のワードで調べると、長くても15年位でウーファーのエッジが朽ちるとのことで、数字だけで判断すると完全に終わってる。

さて実際はどうなのかと、長年付けっぱなしのサランネットを恐る恐る外してみると、まずFRX右側ウーファーのエッジに数か所亀裂が入っている、どころかフレームとの継目のところで全周綺麗に切断していた。左側のエッジはちゃんとくっついてはいるが、亀裂は右側と同じぐらい発生している。 D-202A LTDのエッジも同様に亀裂が生じていた。FRX右側のエッジ劣化が激しいのは、右側の方が家の外壁に近いので寒暖の差-特に夏は相当暑くなる-が左側より激しいからかなーと推測している。それにしても現状からすると何年も前からこの状態だったんじゃないかという気がするが、全然分からんもんだな。低音が聴き取りにくい気はしていたが、とりあえず音は出てたしな。

ともかく状況に気が付いてしまったので対応を考える。といっても選択肢は二つ、修理するか買い替えるか。正直、そろそろちょっとお高いスピーカーを買ってみるのもいいかもとか思っていたので、買い替えを検討することに。うーん、今年は春から色々買い替えが続いて出費がきつい。