新TV概感

LC-60XL10が来てから3か月以上経ってしまった。とりあえず現在の感触など。
プロジェクターが不要になり、突っ張り棒で無理矢理設置していたスクリーンを撤去したのと画面の位置が30センチぐらい後退したのとで、導入前と比べるとTV周りが非常にすっきりとした趣きになった。あと、今時のテレビらしく額縁が細く画面に集中できるのが良い。
部屋に置いた時に体感する画面の大きさは概ね想定通りか。80インチスクリーンに比べると大分小さくなるが、普段の視聴との兼ね合いを考えるとこの位がベストのサイズだろう。画面の位置も後退しているので、これより小さいと少し物足りないという事になっていたような気がする。とは言え常時60インチで視聴するというのはちょっと辛いかなー、と最初は感じたが1〜2週間ぐらいで慣れた。
目玉の疑似4K機能は確かに通常の2k表示よりエッジが滑らかになる。アニメの線画とかセル塗り部分は特に効果的な感じ。なるほどこの機能があれば4Kは置いといて8Kまで待つか、という気はしてくる。この機能、実際には輝度信号を4k化しているので、白黒画像に対して最も効果的らしい。という事は電子書籍を表示したらどうなるのかなとPCから出力してみると、エッジが明らかに滑らかになり読みやすくなった。スゲーなとは思ったが、さすがにこれで本読んだりはしないかな。
そういえば本機の後継機種であるXL20はパネルがモスアイじゃないそうで。やっぱりモスアイパネルって手入れが面倒臭そうだもんなー。今の所パネルには何も触れずに、気が向いた時ダスターで吹く事にしているが、下手にクリーニングして却って汚くなったりしたら困るな。