何となく安物買い

昔何となく買ってみたエプソンのCP-600というデジカメを今だに使っている。画素数は130万と、今時のデジカメと比べるとお粗末なものだが写真の写り自体はまともだし、どうせディスプレイ上でしか見ないので実はあまり問題無かったりする。しかしかさばって動作が鈍いので外に持ち出す気にならないのと、そもそも電池入れの端子が腐ってるのか電池を入れても電源が入らず、いちいちACアダプタを使わないといけないのがいい加減面倒臭いので、新しいデジカメを買ってみることにした。
大体において趣味的なものを買う時はその時必要なものよりちょっとスペックの高いものを選びがちなのだが、どうもデジカメに関してはそこまでの欲求が働かないらしく、パーツ屋で見かけたグリーンハウスのGHV-DV24SD(商品名GAUDI)という、静止画と動画を撮れる1万円ぐらいの縦長なカメラにしてみた。サンヨーからも同じコンセプトの製品が3万円弱で出ていて多分そっちの方が性能は良さそうではあるが、試しで買うにはちと高いのでパスした。
家に帰ってから適当にいじってみる。1万程度の機械にあまり期待してはいけないということは分かっていたが、やはりそれほど綺麗には撮れなくてちとがっかり。デザインは結構良い感じなんだがな。使ってみてあらためてスペックを見るに、携帯電話用のカメラモジュールを使ってでっち上げているのではないかと思った。まあどういうカメラが欲しいのか自分でもよく分かっていないところなので、これを使いながらぼちぼち考えていこうかと。
さてCP-600の方はどうしたものか。もう捨てるつもりでいたが、GAUDIと比べてみると全然綺麗に撮れるのでちと勿体無いなーと思い、本当に電池入れが駄目になってるのかと新しい電池を入れてみたらしっかり動いた。ACアダプタ使うのが習慣になってたから勘違いしていたようだ。これなら現役続行で問題ないな。