ゆりゆり

百合星人ナオコサン(1)  kashmir
 気楽に読める百合ギャグ。ってか全然百合じゃない。そして何故か主題歌アンド挿入歌CDが付いてくる。制作はMOSIC.WAV。よく知らんが、HACのオフで時々Cま氏が歌っていたな。聴いてみたけど、まあ特に好みではないね。


迷彩都市(2)
 2巻で完結。刑事もの。近代麻雀コミックスなので、とるものもとりあえず麻雀牌連続殺人事件が起こるわけだ。1巻のラストであっさり犯人が割れて、そのまま解決かよと思ったらさすがに一捻りあった。ミステリに慣れ親しんだ人はどうか分からないが、自分的にはなかなか面白かった。麻雀関係のシーンは何が起こっているのか分かってないけど。
 しかし、1巻を読んだ時点でちょっと不思議に思った点についてまったく説明がなされていなかったのがどうも腑に落ちない。殺人現場に麻雀牌が残されているのが唯一の手がかりという事になっているのだが、被害者が全員右手の指を切り落とされてるってのも十分重要な手がかりじゃないのか?なのに始めの方の状況説明以降最後まで完全に無視されている。何でこんな意味の無い状況設定にしてあるのか分からない。作画担当の中山昌亮が勝手に付け加えたって事は無いよな?